今回は東京都中野区東中野に2025年5月15日にオープンを果たした【らぁ麺 鷹の羽】さんへ。
こちらのお店は、かつて荻窪にあった人気店【麺屋 正路】さんが屋号を変え、荻窪から東中野の地へ移転オープンを果たした形になります。正路さんへ伺ったのが2019年の春だったので、まさに6年ぶりの訪店となります。
もちろん、きっとラーメンのブラッシュアップもされている事と思うのでとても楽しみです。進化した鷹の羽さんを楽しんで来ます。
すごいあっさりしていた印象のお店やったが、どうなったか楽しみやな！
店名：らぁ麺 鷹の羽
最寄駅：東中野駅より徒歩3分
電話番号：不明
営業時間：11:00 – 17:30LO
定休日：不定休
SNS：X
※当情報は100％確実な物ではない場合もありますことをご理解下さい。
お店の場所は東京都中野区東中野。東中野駅からはA2出口より徒歩3分ほど。東中野ギンザ通りを歩いていくと左側にお店が見えてくる。
店舗には暖簾はかからず置き看板。シンプルでスタイリッシュな外観で、現代風なラーメン屋さん感が出ている。立地にしても荻窪時代は駅から近いが、ビルの2階であまり目立つ感じではなかったし店内も狭めだったので、きっと今回の移転は正解なんだろうと思えます。
置き看板があれば営業中でいいのかな。昔っぽく暖簾や営業中の案内を出さない感じは現代っぽさを感じます。店内は狭くは無いので、わりと入りやすいお店だと思います。
店内に入店したら、先ずは券売機で食券購入。メニューラインナップは『淡麗系ラーメン』『つけ麺』『濃厚白湯系ラーメン』の3種がベースとなっている。鴨油そばもメニューにあったが、これからなのかまだ選択はできなかった。
店内の空間は木の造りで温かみのある雰囲気。ゆったりとした間隔のカウンター6席、2名テーブル×6の最大18名が着席できるレイアウトとなっています。卓上の調味料は一切置いていません。
お店のこだわりや製法に関してはPOPにて確認可能。シンプルですが、お店のラーメンに対する方向性が見えてきます。
着丼です。
特製濃厚醤油らぁ麺をチョイスしました。正路時代のあっさり淡麗系は食した記憶はありますが、つけ麺や濃厚系は未開拓だったという事と、結構この『濃厚系』が人気らしく、店主さんがあまりの人気に仕込み量を増やしたとの事なので、ブームに乗って濃厚系を選択しました。
トッピングはチャーシュー・ワンタン・味玉・九条ネギ・メンマ。
スープは濃厚系という事ですが、個人的に正路時代のイメージは『THE あっさり』なので、ここで言う『濃厚』はそれほど強いインパクトではなく、動物の旨みと白湯状のクリーミーでマイルドな口当たりが丁度いい濃度でめちゃ美味い！
飲めば飲み進めるほどこのスープの魅力に引き寄せられ、旨み・余韻にいい具合に引っかかる感じ。言うなればスープのあと引きがかなり印象的です。濃厚だけど強すぎない。だけど良い後味でどんどん飲み進めたくなるスープで美味いなぁ。
麺は浅草開化楼のFdsカラス麺と言うオリジナリティのある麺となっているようです。
中細でスープの持ち上げも良く、適度に濃厚なスープをしっかり引き上げコシもよく美味しい。スープと麺の相性もさることながら、九条ネギをチョコ乗せして麺を啜ると食感も良く、絶妙な美味しさに昇華する。
チャーシューは鶏・豚とあり、いずれも低温調理を施した逸品となっている。特に豚ロースのしっとり柔らかな肉が滑らかで、肉の旨みもじんわり溢れ出てとても美味しかった。
特製に乗るワンタンは生姜の香る肉ワンタンで手作り感があり美味しかった。味玉は黄身がドロっと流出するタイプで白身も柔らかめなので、もう少し固まっていると食べやすかったかなと。
美味しく頂きました。正路時代から大幅に進化してとても美味しいラーメンになったかと思います。かなり記憶にも残る様な美味しい一杯だったので、今後の活躍にも大いに期待したいです。ごちそうさまでした。
