東京都渋谷区宇田川町に2026年8月28日オープンした【セアブラノ神 渋谷センター街店】さんへ。
京都市内で複数店舗を展開し、壬生本店は「ラーメンWEST百名店」に選出されてきた人気店。
そんな京都で知名度を誇るセアブラノ神が、今回ついに東京へ初出店しました。選んだ場所は、渋谷のど真ん中となるセンター街。11時から翌朝6時まで19時間営業という、渋谷らしい強気な営業時間も特徴です。
京都の人気店が東京でどのような一杯を提供するのか。
今回は看板となる【背脂煮干しそば】と、気になった【究極のセアブライス】をいただいてきました。
麺じい家賃高そうやなぁ。。
セアブラノ神の営業案内
| 店名 | セアブラノ神 渋谷センター街店 |
| 住所 | 東京都渋谷区宇田川町30-3 アトラス渋谷ビル 1F |
| 最寄駅 | 渋谷駅A2出口より徒歩3分 |
| 電話番号 | 03-6809-0037 |
| 営業時間 | 11:00〜翌6:00 |
| 定休日 | 不定休 |
| 駐車場 | なし |
| 座席数 | カウンター14席・4名テーブル×3卓 6名テーブル席 |
| SNS | |
| オープン日 | 2026年8月28日 |
セアブラノ神 渋谷センター街店の場所・アクセス


お店があるのは東京都渋谷区宇田川町。
渋谷駅ハチ公口から徒歩約7分、渋谷センター街の中に店を構えています。
MEGAドン・キホーテ渋谷本店からもすぐ近く。昼夜を問わず人通りの多い、渋谷でも屈指の繁華街です。
外観は屋号を大きく掲げたモダンなデザイン。看板には「煮干し豚骨ラーメン」と記されているため、初めて訪れる人にもお店の方向性が分かりやすくなっています。京都発のブランドが東京第一号店として選んだ場所としても、非常にインパクトのある立地です。
注文方法・メニュー|背脂煮干しからヴィーガンまで展開


入店後はスタッフさんに案内されて着席。注文は各席に設置されたタブレットから行います。
そして食後にレシートを持って入口付近の会計カウンターで支払う後会計方式です。




メニューの中心となるのは背脂入りの豚骨煮干しラーメン。
そのほかにも、








- とんこつ醤油ラーメン
- まぜそば
- 豚骨魚介つけ麺
- ヴィーガンまぜそば
など幅広く展開しています。
動物性食材を使わないヴィーガンメニューまで用意されているのは、国内外から多くの人が集まる渋谷という土地柄にも合っています。




サイドメニューでは【究極のセアブライス】もおすすめ商品のひとつ。
訪問時はオープンキャンペーンとして、通常620円のところ300円で提供されていました。
渋谷センター街でも広々とした店内


店内は入口側にカウンター6席、奥にカウンター8席。さらに4人掛けテーブル3卓、6人掛けテーブル1卓があり、センター街の店舗としてはかなり広さを感じます。
明るく清潔感のある店内で、グループでも利用しやすい造り。訪問時にはホール担当のお兄さんが大きな声を出しながら、一生懸命に店内を回していたのも印象的でした。
元気で爽やかな接客で、オープン直後ながら気持ち良く食事のできる雰囲気です。


卓上調味料は、一味・黒七味・辣油・刻みニンニク・餃子のタレ・お酢など揃っていました。
味玉入り背脂煮干しそばを実食


今回オーダーしたのは【味玉入り背脂煮干しそば】。
本当はラーメンだけにする予定だったが、セアブライスのビジュアルとオープン価格に惹かれ、結局ご飯ものまで注文してしまった。
ラーメンにはチャーシュー、味玉、青ネギ、刻み玉ねぎ、メンマをトッピング。濃い醤油色のスープには適量の背脂が浮かび、見るからに力強そうな一杯です。
煮干しの苦味や旨味を感じる豚骨煮干しスープ


スープは商品名の通り、豚骨をベースとした背脂煮干し。ひと口飲めば煮干しの存在感は明確。煮干し特有のほんのりした苦味やエグ味、そして旨味。それぞれが重なりながら、豚骨の出汁と背脂が下支えとなっています。
「背脂煮干しそば」という名前から想像する方向性は、しっかり表現されたスープです。
一方、今回食べた一杯では、個人的にはもう一段階、熟成感を思わせるような奥行きやコクが欲しいとも感じた。自分でも豚骨スープを炊いた経験がありますが、その時に熟成させる前のスープで感じた、若さのような印象と少し重なる部分があります。そのため、想定した背脂豚骨煮干しスープの装丁と比較すると弱さを感じました。
選べる麺は中太でもかなり存在感あり


麺は太麺と中太麺から選択でき、今回は中太麺を選びました。実際に持ち上げてみると、「これで中太?」と思うほど存在感のある太めな平打ちタイプ。適度に加水があり、ふわっと柔らかさを感じる独特の食感です。
柔らかな弾力を楽しませるタイプで、麺単体としては今っぽさも感じる美味しい麺。現代のトレンドの代表格となるような麺です。
一方、今回の豚骨煮干しスープとの組み合わせでは、個人的には麺とスープの一体感にもう少し欲しい部分もあった。壬生本店が百名店の常連店とするならば、絶対的に渋谷の店舗は完成度に相違があるはずと思う。関西と関東の水の硬度の違いか?仕込み手法が異なるのか?何故かは分からないが、個人的には期待値には満たない完成度だったので、ブラッシュアップには大いに期待したい。
チャーシューと味玉


チャーシューは比較的淡白な味わい。強い香りや味付けで押すタイプではなく、噛み締めながら肉の旨味を感じる仕上がりです。ただ、今回の一杯ではスープや麺と同様に、もう少し明確な個性があっても面白いと感じました。


対して味玉は茹で加減が良好。トロッとした黄身の仕上がりも良く、美味しくいただきました。
究極のセアブライスも実食


そしてサイドメニューの【究極のセアブライス】。ご飯の上には卵、細かくカットされたチャーシュー、青ネギ、背脂。すべてをしっかり混ぜ合わせて食べます。
これは美味い!
卵のまろやかさ、チャーシューの肉感、ネギの風味、そして背脂のコクがご飯へ絡み、まさに背徳感のある味わい。ラーメン以上に「セアブラノ神」という店名を直球で感じられるサイドメニューかもしれない。
今回のキャンペーン価格300円なら満足度はかなり高め。一方、通常価格620円となると、このボリュームでは個人的には少し高く感じます。渋谷センター街という立地も含めた価格設定として考える必要はありそうです。
まとめ
良かった点
- 京都の人気店「セアブラノ神」を東京・渋谷で楽しめる
- 煮干しの苦味・エグ味・旨味をしっかり感じるスープ
- 中太麺でも存在感のある個性的な平打ち麺
- メニューの選択肢が多くヴィーガンにも対応
- 究極のセアブライスは背脂好きには魅力的
- 翌朝6時まで営業しており利用できる時間帯が幅広い
注意点
- 今回の背脂煮干しそばは、個人的にはスープの奥行きやコクにもう一歩欲しさを感じた
- 麺とスープの一体感も今後の変化に期待したい
- 究極のセアブライスは通常価格ではやや高めに感じる
こんな人におすすめ
背脂煮干しラーメンが好きな方はもちろん、京都の人気ラーメン店を東京で食べてみたい方におすすめ。渋谷センター街で深夜から早朝にラーメンを食べたい方にとっても、翌朝6時までという営業時間は大きな魅力。
総評
京都で高い知名度を誇る【セアブラノ神】が、東京初出店の地として選んだ渋谷センター街。
今回いただいた背脂煮干しそばは、豚骨を土台に煮干しの苦味や旨味、背脂のコクを重ねた、看板通りの方向性を持つ一杯。一方で、個人的にはスープの奥行き、麺との一体感、チャーシューの存在感など、もう一段階ブラッシュアップされた姿も見てみたいというのが率直な感想です。
壬生本店が長く評価されてきたブランドだからこそ、東京店にも期待値は自然と高くなります。関西と東京では食材や調理環境も異なる中、オープンしたばかりの渋谷店が今後どのように完成度を高めていくのか。東京第一号店として、これからの変化にも注目したいところです。
そして【究極のセアブライス】は、卵・チャーシュー・背脂を混ぜ込んで食べる背徳感たっぷりの美味しさ。
京都の人気ブランドが渋谷の中心でどこまで支持を広げていくのか、今後も楽しみなお店です。ごちそうさまでした。
