東京都品川区東五反田に2026年6月9日オープンした【RAMEN TUNE】さんへ。
こちらのお店は、高輪ゲートウェイ駅近くで営業していた「らぁ麺 かりよん(仮)」が移転オープンした新店舗。
店主さんはラーメン業界に入る以前、20年以上にわたり和食の世界で腕を磨いてきた経歴の持ち主です。さらに大のラーメン好きということもあり、各地の名店を食べ歩いて研究を重ねてきたようだ。
そんな店主さんが培ってきた和食の技術とラーメン愛を注ぎ込んだ一杯を求めて訪問してきました。
また同じ建物内では夜営業として高級焼鳥店「希哲」もオープン。ラーメンと焼鳥、それぞれの専門店主が協力しながら営業する新しいスタイルのお店としても注目されています。
灼熱麺じい2026年注目の新店舗の一つや!
RAMEN TUNEの営業案内
| 店名 | RAMEN TUNE |
| 住所 | 東京都品川区東五反田1-2-3 |
| 最寄駅 | 高輪台駅から徒歩5分 |
| 電話番号 | 不明 |
| 営業時間 | [火・水・木・金・祝日・祝前日・祝後日]11:30〜15:00 LO14:30 [土]11:30〜15:30 LO料理13:30 ドリンク15:00 |
| 定休日 | 日曜・月曜 |
| 駐車場 | なし |
| 座席数 | カウンター9席・個室 |
| SNS | X |
| オープン日 | 2026年6月9日 |
RAMEN TUNEの場所・アクセス・外観


お店の場所は東京都品川区東五反田。
最寄り駅は高輪台駅で徒歩5分、JR五反田駅からは徒歩約8分ほど。
駅前の賑やかなエリアから少し離れた住宅街に位置しており、まさに知る人ぞ知る隠れ家的な立地。周辺は上り坂の静かな住宅街で、小さな交差点の一角に店舗があります。
オープン当初は店頭に数多くの祝い花が並び、多方面から期待されていることが伝わってきました。
お店の写真にお店の掛札ご夫婦にも収まって頂きました。


店の入り口には可愛らしい表札がお出迎え。
入り口に入り、すぐは結構暗くて段差があるので注意が必要です。
メニュー構成・注文方法
店内へ入ると券売機はありません。
着席後にメニュー表を見ながら口頭注文し、食後会計となります。
基本メニュー


ラーメンは大きく分けて2種類。
- 三河赤鶏と宍道湖蜆のらぁ麺(醤油・塩)
- 煮干しと宍道湖蜆のらぁ麺
がラインナップされています。
それぞれチャーシュー麺仕様も用意されており、シンプルながら魅力的な構成です。和食経験豊富な店主ならではの素材選びが光ります。


ドリンクメニューも充実。
主にラーメンコースや焼き鳥の営業の際に活躍しそうなメニューです。
店内の雰囲気
店内へ入るとまず驚くのがその空間。
一般的なラーメン店というより、高級焼鳥店そのものです。
入り口は暗く、ホールは明るいが、シックでお高そうな雰囲気を演出しています。
座席数


- カウンター9席
- 個室あり
個室は夜営業の焼鳥コースなどで利用されることも想定されているのかと思います。
店員さんの雰囲気
女将さんをはじめ、スタッフの皆さんがとても温かい接客。
高級感とアットホームな雰囲気の融合的な印象のホスピタリティで、初訪問でも居心地の良さを感じました。
ラーメンの仕込みは奥の厨房で行われているようで、提供直前の麺線やトッピング作業をカウンター内で行うスタイル。調理のライブ感も感じられる空間でした。
卓上調味料


卓上調味料は設置されていません。
紙エプロンは用意されています。
料理そのものをまず味わってほしいという意図が伝わってきます。
三河赤鶏と宍道湖蜆のらぁ麺(醤油)を実食レビュー


今回オーダーしたのは、三河赤鶏と宍道湖蜆のらぁ麺(醤油)。さらにトリュフ香る味玉を追加しました。
非常に美しく整えられた盛り付けで、見た目から完成度の高さが伝わってきます。
トッピングは、
- 豚チャーシュー2種
- 鶏チャーシュー
- 青ネギ
- アーリーレッド
- メンマ
- ネギ
- トリュフの香りの味玉(別皿)
という構成。現代的な美しさと和の雰囲気が見事に融合したビジュアルでした。
厚みあり美味いスープ


まず驚いたのがスープの完成度。
主役となるのは、三河赤鶏・宍道湖産蜆の動物と貝の合わせ技。三河赤鶏は芳醇な香りと厚みのある旨味を形成。そこへ日本有数の蜆産地として知られる宍道湖産蜆の旨味が重なります。
素晴らしいのは、どちらか一方が勝つのではなく、両方が明確に存在感を放っていること。
鶏の旨味。蜆の旨味。双方が非常にクリアに感じ取れます。ラーメンスープとしてここまで分かりやすく素材の魅力を表現しているのは見事でした。
香り、厚み、深み、余韻。どれを取っても高水準です。
麺の相性も良い


麺は品川区に拠点を構えるの「はしづめ製麺」の中細麺を使用。
加水率はやや低めに感じられ、スープとの一体感を重視した構成。パツパツ系まではいかないものの、程よい歯切れの良さがあります。
スープの持ち上げも非常に優秀。蜆と鶏の旨味をしっかり運んでくれます。主張しすぎず、それでいて存在感もある。スープとのバランスに優れた麺でした。
トッピングも隙なく美味い


チャーシューは、豚2枚・鶏1枚。
個人的には豚肩ロースは秀逸。しっとりとした食感で、じっくり火入れされた煮豚タイプです。噛むほどに肉の旨味が広がり、派手さはありませんが非常に完成度が高い仕上がり。
鶏チャーシューも上品で、ラーメン全体の世界観によく合っています。


トリュフの香りの味玉については、トリュフ感は控えめでほのかに感じる程度。ラーメンの構成を邪魔しすぎないバランス感を意識した味玉です。穏やかな旨味が心地良く、美味しくいただけました。
塩も少し頂いたが、塩は醤油より穏やかな旨みを目指した美味しさ。塩ダレにはせず、キリバス共和国のクリスマス等の塩をメインに出汁と合わせる優しい旨みの塩ラーメンに仕上げてありました。
まとめ
良かった点
- 三河赤鶏と宍道湖しじみの旨味が明確
- 和食経験を活かした完成度の高いスープ
- 高級感のある店内空間
- チャーシューの完成度が高い
- 接客が非常に丁寧で温かい
注意点
- 駅から少し歩く
- ラーメン営業は昼中心
- 住宅街のため場所がやや分かりにくい
こんな人におすすめ
- 鶏出汁ラーメンが好きな方
- しじみ系ラーメンが好きな方
- 和食出身店主のラーメンに興味がある方
- 落ち着いた空間でラーメンを楽しみたい方
総評
2026年オープンの新店の中でも、間違いなく上位クラスに入る一杯でした。
三河赤鶏と宍道湖しじみ。双方の魅力をここまで明確に引き出しながら、ラーメンとして高い完成度にまとめ上げているのは見事の一言です。
香り、旨味、厚み、余韻。どれも高水準で、思わず拍手を送りたくなるような一杯でした。
また、店主さんやスタッフの皆さんの温かい雰囲気も非常に印象的。この場所で長く愛されるお店になってほしいと心から思える一軒でした。ごちそうさまでした。
