今回は東京都新宿区新宿に2025年12月22日にオープンした【節丸 紀伊國屋本店】さんへ。

コチラのお店は、人気ラーメンチェーン「ばんから」を運営する【花研】による新業態。
同じ運営元とは思えないほど、ばんからの濃厚・ジャンク路線とは真逆を行く、“和”を前面に押し出した高級感ある節系ラーメン業態として登場しました。品あり姿勢を正したくなるような一杯を堪能してきます。

豪華な鰹節を味わいたければココやで!
| 店名 | 節丸 紀伊国屋本店 |
| 住所 | 東京都新宿区新宿3-17-7 紀伊国屋ビル B1F |
|---|---|
| 最寄駅 | 新宿三丁目駅から徒歩1分 |
| 電話番号 | 050-5597-6833 |
| 営業時間 | 9:30〜22:00 LO21:30 |
| 定休日 | 不定休 |
| 駐車場 | なし |
| 座席数 | カウンター12席 |
| SNS | なし |
| オープン日 | 2025年12月22日 |

お店の場所は東京都新宿区新宿。
- 新宿三丁目駅から徒歩約3分
- 新宿駅から徒歩約5分
紀伊國屋書店地下街の飲食店街に位置しています。
外観は横長の間取りで、ラーメン店というよりは和食店・割烹のような上品な雰囲気。価格帯もやや高級路線を感じさせる店構えです。


場所は少々分かりにくく、目印は紀伊国屋書店ビルの地下街を目指すという事。地下にある紀伊國屋ビル名店街の一角にお店があります。


入店前に、店外設置のタッチパネル式券売機で食券購入するシステム。

券売機を見ると、
- 中華そばセット
- 御膳セット
が基本構成。
いずれも主役は明確に“鰹節”です。
周囲の注文状況を見る限り、卵かけご飯付き御膳の人気が高そうでした。
満席時の待ち方や店内雰囲気

店内満席時は上の図のガイドの通りに並んで待つ形。
訪問時は平日12時過ぎで8割ほど埋まっており、意外だったのは女性客の多さ。しかもペア利用が多く、ガッツリ食べるというよりは、“雰囲気込みでゆっくり食事を楽しむ”という客層が中心に見受けられました。故に回転は遅めです。満席だとしたら普通のラーメン屋さんより待つ可能性が高そうです。
店内に入り席数はカウンター12席。店員さん方は白衣を召されて割烹料理店のよう。
お店のこだわりや調味料について


着席して目の前に飛び込んでくる「中華そば」と「御膳」の召し上がり方ガイド。
お店のこだわりや、食べ進める順番やポイントが明記されています。どちらも高品質の鰹節を主役に置いた構成で、鰹節のおかげで中華そばや御膳をさらに美味しく頂ける構成になっているようです。

なお、鰹節やお出汁にこだわるお店なので、カウンターの各座席には保温ポットに入ったお出汁があり、自由に頂く事ができます。食前に頂くには身も心もほっこりして美味しかったです。

卓上にはこだわりの調味料が並んでいます。青山椒・黒七味・昆布醤油・ミル挽きペッパー・トリュフ塩。
どの調味料もお料理の味変に有効的に使用する事ができます。

着席後、まず最初に提供されるのがこちら。
店内の削り機で削りたてを提供する、こだわりの生削り鰹節です。薄くシルキーに削られた鰹節は、
- 口溶け柔らか
- 香り高い
- 雑味なし
と非常に上質。
そのまま食べても十分美味しく、“これだけで一品として成立するレベル”でした。

見た目がブリの刺身やで!

その後、中華そばと別皿トッピングが配膳。
ラーメン本体は素ラーメン状態で提供され、トッピングは別皿提供というスタイル。
H3 鰹節の厚みが光る上質な淡麗塩スープ

スープは節系淡麗塩。麺上からはほのかにトリュフ香も漂い、香味油には鶏油系と思われる旨味も感じます。
肝心の味ですが、鰹節の存在感がかなり濃厚。ホンマ濃厚!!出汁感ギンギン!!
節系淡麗としてはかなり厚みがあり、塩味も程よくあり、あっさりしすぎない“旨味のある淡麗”に仕上がっています。これは想像以上に完成度が高く、素直にスープ単体でかなり美味しかった!
H3 細麺は上品だが、スープとの一体感には課題も

麺は、国産小麦「はるゆたか」特等粉使用の細麺。滑らかで上品な質感を持ち、和の雰囲気をしっかり演出。
率直なところ、スープとの絡みはやや弱め。これだけ存在感あるスープに対して、麺が思ったほど持ち上げ切れておらず、
- スープ単体はめちゃ美味い
- 麺単体も悪くない
- でも合わさるとやや噛み合い切らず
という印象。こういう部分を見ると、改めてラーメンの設計の難しさを感じます。

別皿チャーシュー・穂紫蘇・メンマ・青ネギ・アーリーレッド・味玉。
チャーシューは薄切り仕様。表面には出汁のような旨味成分が纏われており、しっとり感とプラスアルファの旨みを出す工夫は感じます。
ただ、肉の色合いにやや黒ずみが見られ、切り置きによる酸化と思われる印象も。肉の風味が少し飛んでしまっており、惜しさを感じました。

味玉は水分量が強い印象。黄身は濃密だが、白身が水っぽい印象。そういう味玉なのかな?

生削り鰹節は、
- そのまま食べても美味い
- スープに馴染ませても美味い
- 麺と絡めても美味い
と万能。
“良い鰹節を体験してもらう”という店のコンセプトは非常によく伝わります。この提供方法はかなり秀逸でした。流石鰹節をメインの商品に据えているだけあって、外すことのない美味しさでした。
美味しくいただきました。
感想としては、「鰹節体験を含めて楽しむ店」という印象。
ラーメン単体では惜しい部分もありましたが、
- 鰹節の質
- 空間演出
- 提供体験
- 世界観作り
これらは非常に高水準!特に周囲のお客さんの様子を見る限り、「日本一贅沢な生削り節 卵かけご飯」付きの御膳が満足度高そうで非常に気になります。次回はそちらを試してみたいところ。
ごちそうさまでした。
