東京都港区西麻布に2026年7月25日グランドオープンの【あざぶ家】さんへ。
店主を務めるのは、YouTuberとしても知られる「ちゃま」氏。神奈川県の人気店【二丁目ラーメン】で腕を磨き、満を持して自身の家系ラーメン店を立ち上げたとの事。
訪問したのはグランドオープン前のプレオープン期間。
夕方から翌朝まで営業する個性的な営業時間に加え、通常の板海苔と粉海苔を組み合わせた「極上のりラーメン」を看板商品に据えるなど、従来の家系ラーメンとは異なる独自性も感じられるお店です。
今回は、あざぶ家の場所やメニュー、店内の雰囲気とともに、看板商品の極上のりラーメンを詳しく紹介します。
あざぶ家の営業案内
| 店名 | ラーメン あざぶ家 |
| 住所 | 東京都港区西麻布1-12-5 SW六本木通りビル 1F |
| 最寄駅 | 六本木駅・乃木坂駅より徒歩 |
| 電話番号 | 03-6804-6968 |
| 営業時間 | 17:00〜5:00 |
| 定休日 | 不定休 |
| 駐車場 | なし |
| 座席数 | カウンター12席・テーブル1卓 |
| SNS | X |
| オープン日 | 2026年7月25日 |
あざぶ家の場所・外観・アクセス

お店があるのは東京都港区西麻布1丁目。
最寄り駅は東京メトロ日比谷線・都営大江戸線の六本木駅、または東京メトロ千代田線の乃木坂駅で、どちらからも徒歩約10分の西麻布交差点付近にあります。
店舗は六本木通り沿いに面しており、横に長い建物が特徴。西麻布や六本木の街並みの中でも、比較的見つけやすい外観となっています。

六本木・西麻布周辺は飲食店こそ多いものの、本格的な家系ラーメン店の選択肢はそれほど多くありません。夜間から早朝にかけて利用できる家系ラーメン店として、地域でも貴重な存在になりそうです。
夜17時から翌朝6時までの通し営業

グランドオープン後の営業時間は、基本的に夕方17時から翌朝6時まで。
夕食や仕事帰りはもちろん、深夜の食事、飲んだ後の締め、早朝の一杯まで対応できる個性的な営業形態です。営業時間は今後変更される可能性もあるため、訪問前には店舗の公式SNSなどで最新情報を確認するのがおすすめです。
キャッシュレス券売機と家系ラーメンのメニュー構成
店内へ入ると、タッチパネル式券売機が設置されています。
食券を購入してから席へ向かう流れですが、現金には対応しておらず、支払いはキャッシュレス決済のみです。現金だけを持って訪れると購入できないため、クレジットカードや電子マネーなどを事前に用意しておきましょう。
看板メニューは極上のりラーメン

プレオープン期間のメニューは、家系ラーメンを軸とした比較的シンプルな構成でした。
勢揃いした場合の主なラインナップは、
- 極上のりラーメン
- 特上ラーメン
- 上ラーメン
- のり玉ラーメン
- チャーシューメン
- ラーメン
となっています。
その中でも、お店の看板商品として強く打ち出されているのが「極上のりラーメン」。通常の板海苔だけでなく、粉末状の海苔をスープへ加えることで、磯の香りをより力強く楽しめる独創的な一杯です。
追加トッピングやご飯物も用意されており、家系ラーメンらしくライスと組み合わせた食べ方も楽しめます。
味の濃さや麺の硬さは券売機で選択

追加トッピング・ご飯類も揃っています。
家系ラーメン定番の、麺の硬さ・味の濃さ・油の量といった好みは、券売機で食券を購入する際に選択します。そのため、着席後に店員さんから「お好みはどうしますか」と聞かれる口頭でのやり取りはありません。
家系ラーメンに慣れていない方でも、画面を確認しながら注文できる分かりやすいシステムです。

清潔感ある店内と豊富な卓上調味料

店内は新店舗らしく、清潔感のある綺麗な空間です。座席は、カウンター12席・テーブル席1卓という構成。厨房も広く設計されており、店員さんが調理や提供を進めやすそうなレイアウトとなっていました。
水は券売機横の給水サーバーから自分で注ぐセルフサービスです。
活気ある接客と意欲的なスタッフ

店主のちゃま氏をはじめ、スタッフの皆さんからは新店舗を成功させたいという意欲が強く伝わってきます。プレオープン期間ながら店内には活気があり、明るい雰囲気の中で食事を楽しめました。
味だけでなく、お店全体を盛り上げようとする姿勢が見えるため、自然と応援したくなる空間です。
ニンニク酢や唐辛子酢まで揃う卓上調味料


卓上には、
- ペッパー
- おろし生姜
- おろしニンニク
- 豆板醤
- 一味の醤油漬け
- かっぱ
- マヨネーズ
- ニンニク酢
- 唐辛子酢
が用意されています。
家系ラーメン定番の調味料に加え、複数のお酢やご飯向けのアイテムまで揃う充実した内容です。ラーメンやライスを最後まで飽きずに楽しんでほしいという、お店の意図が伝わるラインナップでした。
看板商品の極上のりラーメンを実食レビュー

今回注文したのは、お店の看板商品となる「極上のりラーメン」。
トッピングは、チャーシュー・板海苔・粉海苔・なると・ほうれん草・ネギ。という構成です。半味玉はプレオープン期間中のサービスとして付けていただきました。
通常の家系ラーメンとは異なり、丼の中には粉末状の海苔がたっぷり。板海苔と粉海苔を組み合わせ、動物系スープと磯の香りを同時に楽しませる、あざぶ家らしい個性的なビジュアルです。
超熱々で香味油の存在感が強い豚骨醤油スープ

スープは鶏と豚を使用した家系ラーメンらしい豚骨醤油仕様。骨っぽさや動物系の力強さ、わずかなクセを感じさせながら、醤油ダレのキレも備えています。
特に印象的だったのがスープの温度。これまで食べた家系ラーメンの中でもかなり高い温度帯で、提供直後は鋭く感じるほど熱々です。豚骨スープは温度を高くしすぎると風味が飛びやすいとも言われますが、あざぶ家では高温による力強さを前面に押し出しています。
動物出汁そのものの厚み以上に、香味油の存在感が強く感じられる構成。そこへ粉海苔が加わることで、鶏豚の旨味とほのかな磯の香りが交差し、一般的な家系とは異なる味わいを作り上げていました。ただ動物の強さが勝るため、期待以上の磯の香りはありませんでした。
大橋製麺多摩の中太平打ち麺は滑らかな食感

麺は大橋製麺多摩製の中太麺。平打ち状の形をしており、表面はテロッと滑らかな質感です。
口当たりは柔らかく感じますが、適度なコシもあり、噛むと口の中でふっくら膨らむような感覚があります。超熱々の豚骨醤油スープをしっかり持ち上げながら、粉海苔の磯風味も麺へ絡ませる相性の良い仕上がりでした。
極上のりとライスの組み合わせは家系らしい美味しさ

チャーシューはやや厚みのある豚ロース。近年の家系ラーメンで見かける燻製香の強いタイプではなく、しっとりとした質感で、噛むほどに肉の旨味がじんわり広がります。

ほうれん草はアクが少なく、すっきりした味わい。動物系スープの合間に食べることで、口の中をリセットしてくれる優秀なトッピングで、めちゃめちゃ美味しい!


そして極上のりラーメンだけに、海苔とご飯の相性は抜群です。スープを吸わせた板海苔や、粉海苔の磯風味が広がるスープをご飯と合わせれば、家系ラーメンらしい満足感をしっかり味わえます。

小ライスは一般的な家系店のボリューム感より小さめに感じたため、しっかり食べたい方は中サイズ以上を選ぶのが良さそうです。
ニンニク酢と唐辛子酢で最後まで味変を楽しめる
中盤からは、おろしニンニクやおろし生姜を加えて味の変化を楽しみます。ニンニクを加えると動物系スープのパンチが増し、生姜を合わせると後味がすっきり。
最後はニンニク酢と唐辛子酢をそれぞれ試しました。お酢によって油の強さが和らぎ、超熱々で力強かったスープが軽やかな飲み口へ変化します。卓上調味料の種類が多いため、自分好みの組み合わせを探す楽しみも感じられました。
まとめ
良かった点
- 板海苔と粉海苔を組み合わせた独創的な家系ラーメン
- 超熱々でキレのある豚骨醤油スープ
- 大橋製麺多摩の中太平打ち麺がスープと好相性
- 卓上調味料が豊富で味変を楽しめる
- 深夜から早朝まで営業しており利用しやすい
- 活気あるスタッフの接客が好印象
注意点
- 支払いはキャッシュレス決済のみで現金は使用不可
- 六本木駅・乃木坂駅から徒歩約10分
- スープは非常に熱いため、提供直後は火傷に注意
- 香味油の存在感が強く、油を控えたい方は好みを調整した方が良い
- 小ライスは量が控えめ
こんな人におすすめ
- 西麻布や六本木で家系ラーメンを探している方
- 海苔をたっぷり使った家系ラーメンが好きな方
- 深夜や早朝にラーメンを食べたい方
- 卓上調味料を使った味変が好きな方
- YouTuberちゃま氏の新店舗に興味がある方
総評
あざぶ家の極上のりラーメンは、通常の家系ラーメンへ粉海苔という明確な個性を加えた一杯でした。鶏豚を使用した豚骨醤油スープに、板海苔と粉海苔の磯風味が重なり、他店とは異なる方向性を打ち出しています。
超熱々のスープや香味油の強さなど、好みが分かれそうな部分はあるものの、極上のりラーメンという看板商品の特徴はしっかり伝わりました。
深夜から早朝まで営業する利便性、豊富な卓上調味料、活気あるスタッフの接客も魅力です。西麻布・六本木エリアで長く支持される家系ラーメン店へ成長していくことを期待したい一軒でした。
ごちそうさまでした。
