今回は山梨県甲府市湯村の温泉街にある【湯村食堂】さんへ。
2025年2月、仕込み中に発生した火災によって店舗は全焼。長年地域に愛されてきたお店だけに、店主さんやご家族はもちろん、多くのファンにも大きな衝撃が走りました。
そこから約1年4か月。ついに同じ場所で店舗を再建し、リニューアルオープンを果たしました。山梨の各報道局も注目していて取材に来ていました。
この復活を待ち望んでいたファンは非常に多く、山梨県内でも2026年を代表する話題の再オープン店の一つと言えるでしょう。今回は、そんな湯村食堂の復活後初訪問となります。個人的にも4年8ヶ月ぶりの訪店となります。
過去の記事は以下よりご覧下さい!

悲しみ麺じい喜んでいるファンはたくさんおるよな!
湯村食堂の営業案内
| 店名 | 湯村食堂 |
| 住所 | 山梨県甲府市湯村3-10-7 |
| 最寄駅 | 甲府駅から徒歩40分 |
| 電話番号 | 不明 |
| 営業時間 | 11:00〜14:00 17:00〜スープ完売で終了 |
| 定休日 | 水曜・木曜 |
| 駐車場 | あり |
| 座席数 | カウンター7席・テーブル2席×3・4席テーブル |
| SNS | なし |
| オープン日 | 2026年6月1日 |
湯村食堂の場所・アクセス・駐車場
リニューアルした店舗外観


お店の場所は山梨県甲府市湯村。湯村温泉郷の一角に位置しています。
最寄り駅は甲府駅ですが、徒歩では約40分ほどと距離があります。そのため車での訪問がオススメです。


火災によって失われた店舗は、新たな建物として再建。
以前の歴史を感じる建物はなくなりましたが、新築ならではの清潔感と美しさがあります。新調された真っ赤な暖簾と丸い看板が目印となっており、以前にも増して視認性は高くなっています。




祝いの花も店頭にたくさん並べられており、現在も継続して愛されているのが分かります。
「この場所に再び湯村食堂が帰ってきた」という懐かしさと嬉しさが同時に込み上げてくる外観と雰囲気です。
駐車場について


駐車場は、店舗前のアスファルトスペースと隣接する砂利駐車場が利用可能です。決して広大ではありませんが、以前より駐車しやすくなった印象を受けました。
並び方:混雑時は記帳制
混雑時には店頭に設置された記帳表へ名前を記入し、順番を待つスタイル。
リニューアル直後は特に混雑が予想されるため、時間に余裕を持って訪問するのがおすすめです。訪問した6月1日のオープン初日も盛況で、18時過ぎには暖簾が下ろされていました。
スープ切れによる早仕舞いも十分考えられそうです。
メニュー構成と注文方法
湯村食堂では券売機を使用せず、
- 着席
- メニュー表を確認
- 口頭注文
- 食後会計
という昔ながらのスタイルを採用しています。近年では珍しくなったスタイルですが、湯村食堂らしい温かみを感じます。
メニューラインナップ


ラーメンは、
- 醤油ラーメン
- 塩ラーメン
- 味噌ラーメン
の定番3本柱。
さらに、
- 餃子
- もつ煮
- 定食
- 各種アルコール
なども用意されています。火災を経て再スタートした現在も、基本的なメニュー構成は以前と変わっていません。
店内の雰囲気
座席は総収容人数17名




店内はコンパクトながら清潔感抜群。
座席構成は、
- カウンター7席
- 2人掛けテーブル×3
- 4人掛けテーブル×1
となっています。水はカウンター横のサーバーからセルフサービス。
昭和のラーメン店らしい温かさ


調味料はスタンダードなもの。オープン当日はご家族総出で営業。駐車場誘導から接客、調理補助まで、皆さんが協力しながらお店を切り盛りされていました。
特に女将さんの存在感は圧倒的。長年お店を支えてきた経験が滲み出ており、明るく元気な接客は健在でした。カウンター席では女将さんとの距離も近く、昔から通う常連さんなら懐かしい会話も楽しめそうです。
店内には昭和のラーメン屋さんらしい温かい空気が流れていました。
味噌バターラーメンを実食レビュー


今回注文したのは「みそバター」。
以前は醤油ラーメンをいただいたことがありましたが、今回は評判の良い味噌ラーメンを選択してみました。
着丼したラーメンは、どこか懐かしさを感じるオールドスタイル。
トッピングは、
- 白菜
- にんじん
- もやし
- ネギ
- ニラ
- ひき肉
- バター
となっています。
昔ながらの味噌ラーメン好きにはたまらないビジュアルです。
コクしっかり味噌スープ


スープは複数の味噌をブレンドし、秘伝のタレを合わせて作られているそうです。
一口飲んでまず感じたのは、優しい口当たり。しかしその奥にはしっかりとしたコクが存在しています。個人的には醤油ラーメン以上に、この味噌スープが好みでした。
スープ温度もかなり高く、最後まで熱々。派手なインパクトではなく、「昔ながらの味噌ラーメンとして大切な部分をしっかり押さえている」そんな印象を受けます。優しさと深みを両立したスープは、湯村食堂らしい温かみを感じさせてくれました。
麺は湯村食堂らしさある細ちぢれ麺


麺は細縮れ麺。湯村食堂では醤油も細麺ですが、味噌ラーメンでも同様のスタイルです。
一般的には味噌ラーメンに太麺を合わせるお店も多いですが、こちらは昔ながらの細麺スタイルを貫いています。
細麺ながらボリューム感は十分。モチモチとした食感もあり、食べ応えがあります。また、縮れ麺ならではのスープの持ち上げも良好。勢いよく啜るとスープが猛烈に跳ねるのも、どこか懐かしい味噌ラーメンらしさを感じました。
トッピング


白菜やもやしなどの野菜類は非常にシャキシャキ。熱々のスープと合わせても食感がしっかり残っており、鮮度の良さが伝わってきます。


そして味噌ラーメンに欠かせないのがバター。スープへ少しずつ溶かしていくことで、コク・甘み・まろやかさが増幅され、味の変化を楽しめます。後半にかけてさらに美味しくなるのは、味噌バターならではの魅力です。
湯村食堂はこんな人におすすめ
良かった点
- 火災から復活した感動の再建店舗
- 昔ながらの味噌ラーメンが美味しい
- 女将さんを中心とした温かい接客
- 昭和のラーメン店らしい雰囲気
- バターとの相性抜群の味噌スープ
注意点
- リニューアル直後は混雑しやすい
- スープ切れによる早仕舞いの可能性あり
- 甲府駅から徒歩だと距離がある
総評まとめ
火災という大きな試練を乗り越え、同じ場所へ戻ってきた湯村食堂。
今回いただいた味噌バターラーメンは、派手さではなく「安心感」と「温かさ」を感じる一杯でした。昭和から続くラーメン文化を令和へ繋ぐような存在。お店の再出発を応援しながら、これからも長く続いてほしいと心から思える訪問となりました。
懐かしい味と人情を求める方は、ぜひ一度足を運んでみてください。ごちそうさまでした
