今回は東京都台東区浅草に2025年6月9日にオープンした【新潟ラーメン なみ福】さんへ。
なみ福さんは新潟市に本店を構える人気店。店主さんはあの伝説のバンド【Hi-STANDARD】ベースボーカルの難波章浩氏。これだけでハイスタファンの圧倒的な層も取り込んでしまいそう。連日お店も賑わいを見せており、難波さんも厨房や店頭でのアテンドなど頑張っていた。かく言う自分も、ハイスタが好きで中高時代にはギターで「close to me」「Stay Gold」などをギタースコア見ながら練習してたりしました。
そんな難波さん率いるお店は、整理券システムを採用していて、店前に長時間並ばなくても良い。そんな嬉しさがあります。以下のレポでは整理券システムなども含めて感想を書いていきます。
終始ドキドキワクワクの体験やったで！
店名：新潟ラーメン なみ福 浅草店
最寄駅：浅草TX駅より徒歩4分・都営浅草駅より徒歩5分
電話番号：不明
営業時間：10:30〜14:00 17:30 – 20:00
定休日：火曜
SNS：X
※当情報は100％確実な物ではない場合もありますことをご理解下さい。
なみ福の場所は東京都台東区浅草1丁目。
最寄駅は浅草TX駅と都営浅草駅で共に徒歩5分圏内。雷門通りから公園通りに入った場所にある。
店は特に目立つような装いではないが、1階・2階が飲食スペースとして確保されている。
お店の暖簾はエンジ色。店頭には前澤友作氏より祝いの花が届けられていた。
店主である難波さんも自らお客さんを整理したり、雑用的な作業も積極的にされていた。
店頭には置き型看板が設置してあり、店内で飲食するまでの流れ（ルール）が明記されている。
流れとしては「整理券」と「食券」をセットで持っていれば受付が完了となる。共に店頭に設置してある一体型の機械で上部の整理券発行とそのにある食券を購入すればOK。スマホ等で発券された整理券にあるQRコードを読み取り、自分の整理番号を入力すると、あと何人待っているかが分かる。待ち人数があと3名位になったら店頭に集合してパーテーション内で待つルール。
発券された整理券と購入した食券を手に、一旦店を離れてOK。呼び出し時間まで買い物したりカフェで過ごしたりできる。なお、整理券の発行開始時間は昼営業がAM10:00から、夜営業が17:00からとなる。
なお、呼び出し番号が近くなり店頭に集合したら頭上のモニターにて呼び出し番号が表示される仕組みとのことだが、訪店時はこのモニターにおいて番号呼び出しはしていなく、店員さんが普通に外で番号を呼び出していた。
店頭に設置してある券売機ではシンプルに2つのメニューのみ展開されている。「ラーメンチャーハンセット」と「ラーメン」単品となる。グランドオープン時の価格はセットで1400円・ラーメン単品で1000円。お店はセットを一押ししていることもあるのと、ラーメン一杯あたりの価格を見てもセットにした方がコスパが良く感じます。
チャーハン単品の販売はありません。
店内に案内され1階のカウンター席に着席。2階もあり、そちらはどうやら複数人の来店者などが座れるテーブル席がメインのよう。
1階カウンター席は7席・2階テーブル席は11席のようで、カウンター席は隣の席の人と体が触れるか触れないか位に狭い空間。卓上調味料は粗挽き状の胡椒のみ。
待ってる間はお店の解説を読みながら着丼の時を待ちます。狭い店内だが店員さんは4人ほどいて、全員インカム着用。皆温かい接客をしていた。
ラーメン チャーハンセットの着丼です。提供タイミングもほぼ同時でグッド。ラーメンのトッピングは、チャーシュー・ネギ・メンマとシンプル。チャーハンには紅生姜と胡瓜がついていました。
ラーメンのスープは、うっすら濁りある煮干しベース。ガツンと煮干しではなく、ふんわり感じる程度の煮干しで極めてライトであっさりと優しい旨み。現代らしいラーメンの技術を使ってるような印象ではなく、昔ながらのシンプルで安心感ある味わいのスープとなっている。
麺は細麺のストレートタイプ。やや白色がかった麺で、スルスルと進める舌触りが印象的。スープから麺まで、どちらも軽くて食べやすいラーメンに仕上がっている。
チャーシューは、漢方と野菜らを煮込んだタレに漬けて味付けした柔らか肉。この肉が個人的に大ヒット！見た目は普通だけど、癖なく味が結構しっかりしていて、優しいラーメンに完全にマッチしている。うまい！！メンマもザクっと美味い。
チャーハンはパラリとしており、卵の味が際立ってみんなが大好きなチャーハンの味。
トータルで見ると、なみ福さんはラーメン1本で勝負をすると言う印象ではなく、チャーハンとセットでラーメンを食べることで、初めてバランスよく互いが互いの良さを引き出し合う関係性になると思えます。あまり店内ではゆっくりできませんが楽しいひとときでした。ごちそうさまでした。
